10グリッドダウンって、最初っから表彰台は狙えないところだねえ。これほど経験あるドライバーが、そんな大きなミスをしたんだね。
ミハエル・シューマッハ(メルセデスAMG)に対して、次戦日本GPの10グリッドダウン処分が伝えられた。
理由とされたのは、シンガポールGPレース中のベルニュ(トーロロッソ)への追突した件だ。38周目、1度目のセーフティカーが引っ込んで再スタートした際に、T14でシューマッハがベルニュの後方から乗り上げ、両者はリタイアしてしまった。
シューマッハはスペインGPでもブルーノ・セナに対し類似の事故を引き起こしているため、スチュワードは10グリッドダウンという比較的重い処分を適用した。
「とても不運なレースの終わり方だった。ベルニュには謝罪して、それを受け入れてもらえた。どうしてこういう事故になったのかはっきりとは説明できない。ブレーキはかけたが、本来の減速力ではなかったように思う。それでベルニュのマシンに乗り上げてしまったんだ。原因を調べる必要があるだろう」と、語るのはシューマッハ。
ベルニュは、「僕はあのときペレスを追いかけ、ブレーキングを遅らせて追いつこうと考えていた。だから僕も何が起きたかはっきりとはわからないんだけど、ミハエルのブレーキが少し遅れて突っ込んできたんじゃないかな。レースではよくあることだし、グリッドで最も豊富な経験を持つドライバーだってミスをすることはあるのだから、僕に怒りはない。済まなかったと彼は言ってくれたし、この件はお終いだよ」
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