2012年9月1日土曜日

「監督をぶっ殺したいんですけど…」限界の藤原竜也が相談した相手とは?

豪華な出演者だねぇ。固いテーマでもそこそこ集客見込めそうだよね。

映画「アイム・フラッシュ!」(公開中)の初日舞台あいさつが9月1日、都内で行われ、出演者の藤原竜也、松田龍平、水原希子、仲野茂、永山絢斗、板尾創路、原田麻由、大楠道代と豊田利晃監督が登壇した。


同作は、映画「青い春」や映画「ナイン・ソウルズ」などで個性を発揮し、絶大な信者を得ている豊田監督が、「生と死」の強烈なメッセージを訴え掛ける意欲作。

新興宗教のカリスマ教祖・ルイ(藤原)は、祖父からの継承だけで教祖となり、空虚な毎日を過ごしていた。ある夜、謎の美女・流美(水原)に出会い一瞬で引かれていく。しかし、ドライブで暴走した二人の車はバイクと衝突、ルイは軽傷ですんだが、相手は即死してしまう。事故を知った教団の幹部は、教団存続を危惧し、事件のもみ消しに躍起になる…というストーリー。

出演者たちは「短い期間での過酷な撮影でしたから、どうお客さんに伝わっていくのか楽しみです」(藤原)、「藤原くんとは初めてだったんですが、僕自身、役で迷っていた部分が、藤原くんとやるとこで分かったことがあった」(松田)、「撮影はすごく緊張していたんですが、監督がすごく優しくしてくれて、リラックスしてできました」(水原)とそれぞれ撮影を振り返る中、大楠が「撮影が終わった途端に、藤原くんから『相談があります! 監督をぶっ殺したいんですけど』って言われました。『役者の代わりはいないけど、監督の代わりはいくらでもいるからやれば?(笑)』って答えたんですけどね(笑)」と明かし、会場を沸かした。

大楠の暴露を受けて、藤原は「(その時は)結構限界だったので、大楠さんが車に乗られる瞬間に『ここしかないっ!』って思って、結構真面目に僕の心の訴えを先輩に聞いていただきました」と告白。

最後に、豊田監督は「生と死を扱ったちょっと固いテーマだと思われるかもしれませんが、エンターテインメントとして楽しんでもらえたらいいなと思っています。そして、見終わった後に、心に何かが残ればすごくうれしいなと思います」とアピールした。

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