そもそもレギュラーが4本もあったことに驚き。可愛いだけで何言っても許されてしまうと思ってるのがつまらないよね。
「最も美しい日本人」として注目を集めてきたモデルの佐々木希さん(24)のレギュラー番組が続々と終了していると話題になっている。
佐々木さんはモデルとして登場して以来、CMやバラエティー番組、女優業など、順調に仕事をこなしていたかに見えた。ここに来て急ブレーキがかかっているのはなぜだろうか。
■レギュラー番組が4本なくなる
2012年7月31日に行われた日本テレビの12年度第1四半期決算IR説明会で、取締役常務執行役員の小杉善信氏が「ゴールデン、プライムの4月改編で、思ったように結果が出ていない番組を10月で改編する」として、火曜21時枠、木曜19時枠の改編を明言した。この木曜19時枠が、お笑いコンビ「雨上がり決死隊」と佐々木希さんがMCを務めていたバラエティー番組「みんなのアメカン」だ。
「みんなのアメカン」は、12年1月から3月まで土曜日の深夜に放送されていた「笑う!アメカン」が昇格する形で、MCに佐々木さんを加えて4月から始まった。雨上がり決死隊にとって日本テレビでは初のゴールデンタイム冠番組、佐々木さんにとっては全国ネットのゴールデンタイムで初めて司会を務める番組だったが、初回こそ11.3%の視聴率を記録したもののその後一度も10%を超えることなく、10月の改編期を待たずして8月16日で終了してしまった。
佐々木さんは10年10月から「笑っていいとも!」(フジテレビ系)木曜レギュラーとして出演していたが、11年9月に卒業。10年1月からレギュラー出演していた「ぐるぐるナインティナイン」(日本テレビ系)のコーナー「グルメチキンレース・ゴチになります!」も11年12月に卒業している。09年からMCを務めていた音楽番組「レコ☆Hit's」(日本テレビ系)も12年3月に放送終了した。現在レギュラー出演している番組は「週末のシンデレラ 世界!弾丸トラベラー」(日本テレビ系)のみとなる。
■「バラエティーが減ったのはむしろ喜ばしい」
佐々木さんは秋田県在住だった06年、青年漫画雑誌「週刊ヤングジャンプ」の素人美少女発見企画「ギャルコンJAPAN」、女性ファッション誌「PINKY」の「第2回プリンセスPINKYオーディション」でグランプリを受賞し、芸能事務所「トップコート」所属となり上京した。以来モデル業やCM、バラエティー番組出演をこなし、08年には映画「ハンサム★スーツ」で女優デビューも果たした。09年から放送されているロッテのガム「Fit's」のCMで披露したダンスが話題になり、自身のファッションブランド立ち上げ、歌手デビュー、米国の映画情報サイトの「最も美しい顔100人」に日本人で唯一選出されるなど、デビュー以来話題に事欠かなかった。
それだけに、今回のレギュラー番組終了は順風満帆だった芸能生活に急ブレーキがかかったという印象を受ける。
芸能評論家の肥留間正明さんは、「『かわいい』『美人』が売りで来ていたから、飽きが来てしまったのだろう」と話す。佐々木さんは幅広く仕事をしていたが、一つ一つがあまり印象深くなく、何が本業なのだろうと思ってしまう。しかしロッテや花王、サントリーなど名立たる企業とのCM契約は続いており、バラエティー番組出演が減っても本人にとっては痛くもかゆくもないのではと言う。モデル業にしろ女優業にしろ、本籍地を決めて自分を安売りせずにしっかり磨いていく転換期に入ったのだろう、そういう意味ではむしろバラエティー番組出演が減ったのは喜ばしいと見ている。まずは現在の唯一のレギュラー番組「弾丸トラベラー」に腰を据えてじっくりやるべきだと話していた。
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