2012年3月30日金曜日

松村邦洋&土屋敏男が回想「電波少年」「元テレ」一挙放送

CSが見られる人は、是非!地上波でもやらないかなー。


かつて日本テレビ系で放送された人気番組「天才・たけしの元気が出るテレビ!!」と「進め!電波少年」が、来月4月にCS放送ファミリー劇場にて一挙放送。5月からは毎週レギュラー放送されることが決まった。


これを記念して新たに収録された特別番組「土屋敏男の元気が、出るテレビ論」が4月28日(土)に登場。「元テレ」「電波」に携わった日本テレビの土屋敏男を中心に、松村邦洋、高橋がなり、そーたに、小山薫堂、〆谷浩斗といった土屋と関わりの深い人物が出演し、番組制作の裏側や思い出話を30分にわたって展開する。

本日3月30日、この特番の収録を終えた土屋と松村が記者取材会に出席。2人は「電波少年」時代のエピソードで盛り上がり、松村は「半年の一度の『電波少年インターナショナル』がキツくて、海外では銃を突きつけられたりして本当に怖かった。だから僕は未だに鎖国主義(笑)」、プロデューサーを務めた土屋は「『当時のテレビは無茶が許されてよかった』と言われることもあるが、あのときもダメだった(笑)。番組にブレーキがついていなかった」などと、とめどなく話を繰り広げた。さらに松村は当時の状況について「見知らぬ人にいきなり家のドアを開けて『飲みに行こう』と誘われたり、イタズラ電話をかけられたり……街で追いかけられるのが普通のことだと思っていた」と告白。「『電波少年』は僕と周囲の人たちとの距離を、より身近にしましたね(笑)」とポジティブにうそぶいて記者の笑いを誘った。

テリー伊藤のもとで「元テレ」の制作に参加していた土屋は「最初はビートたけしさんを中心に会社コントをやっていたけど、後々ドキュメントバラエティの先駆けとなった番組。テリー伊藤にはディフェンスがなかった」と過去の企画に触れながら当時を回想。現在のテレビ界について記者に意見を求められると「テレビは生き物。ネットも発達しており以前とはテレビの立ち位置も変わっている。『元テレ』ではテリー伊藤の『くだらないことを面白がるスピリッツ』があった。今も『くだらねーな!』という番組をやってほしい」と述べた。

「土屋敏男の元気が出るテレビ論」については、土屋が「『電波少年』の最初の企画書を僕と小山薫堂が作った話など、たっぷり話したものが30分に凝縮されている」、松村は「進行表のとおりには進まず(笑)みんな思い出話で盛り上がった」とコメント。4月からあらためて放送される「電波」と「元テレ」に関しては、土屋が「テレビ史60年に関われたのが嬉しい。日々の七転八倒の足跡が見られる」と感慨深く話したほか、松村も「僕と同じ世代の人からは未だに反響がある番組。時代時代の出来事を振り返るのにいい」と推薦した。

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