こういう芸能界でも発言力のある人が、こういう意見を出すと一般人は左右されますよね。いいと思います!やっぱり、こわいもん。
お笑い芸人・ロンドンブーツ1号2号の田村淳が、自身のツイッターを通して、「脱原発派」であることを明らかにした。
25日、山口県上関町の町長選挙の投票が行われ、原発推進派団体が推薦する柏原重海氏が3回目の当選を果たした。上関町は、中国電力による原子力発電所の建設を巡り、祝島を始めとする地元住民が長い年月をかけて反対デモを行なってきた町。福島第一原発の事故以来、新規の原発建設計画がある自治体では初めてとなった今回の選挙では、推進派と反対派の一騎打ちが大きく伝えられたが、結果は推進派が9年連続の勝利を収めた。
山口県下関市にある彦島出身の田村には、ツイッターでファンから「同じ山口県民として、お聞きしますが、上関町長選挙で原発推進派の現職が再選されたことにどう思われますか?」という質問が飛んだ。田村は、これを無視することもなく、リツイートして返信。「信じられないけど、上関町の人がそう決めたなら……でも僕は脱原発派です……」と自らの立場を明らかにした。田村は、フジテレビ系列で放送中の朝の情報番組「知りたがり!」で金曜レギュラーをしているほか、数多くのレギュラー番組を持つ人気タレント。19日に行われたデモには、全国から約6万人が参加するなど、福島第一原発の事故以来、世の中では脱原発の動きは広がっているが、芸能界では脱原発を訴えること自体が、いまだタブー視されている。テレビにでている人間が、堂々と脱原発を明言することが当たり前になり、ニュースにもならない未来は来るのだろうか? 田村の勇気ある一言が、今後の芸能界にどのような変化を与えていくのか、注目したい。
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