そうか、遂に終わってしまうのですね。最近、長寿物がどんどん終わってしまいますね・・・
日本中に“踊るブーム”を巻き起こした「踊る大捜査線」シリーズが、15年の歴史についに幕を下ろす。
映画2作目の『踊る大捜査線THE MOVIE2 レインボーブリッジを封鎖せよ!』では観客動員数1260万人、興行収入173億5000万円という前代未聞の大記録を樹立し、日本実写映画興行収入記録の頂点に君臨。劇場版5作の累計も観客動員約3127万人、興行収入427億9000万円という、まさに国民的人気シリーズとも言うべき作品だ。
フジテレビの亀山千広映画事業局長は「この映画化をもってファイナルを迎えます。ファンの皆さんが多くいらっしゃる作品なので嬉しい反面、責任もある。製作者の自分達でファイナルと言っていいのだろうか、という想いもありました」と複雑な心境を語った。
本作の詳細は明らかにされていないが、実は、前作『踊る大捜査線 THE MOVIE3 ヤツらを解放せよ!』の製作段階でレギュラー出演者とも相談し、前作と本作で一区切りをつけるということが決定していたという。そのため、今回の作品では改めて、「事件は現場で起きている」、「組織をつくっているのは現場の力」という、正しいことするために走り続ける青島刑事と仲間たちの物語をより強く描くこととなりそうだ。
シリーズを牽引する青島俊作刑事を演じ続けてきた織田裕二は、「最後と聞いて寂しい思いもありますが…。青島15年の集大成を魅せられるよう頑張ります。お楽しみに!」とコメントを寄せている。
撮影は2012年1月中旬にクランクインし、都内近郊で撮影予定。4月下旬にクランクアップした後、8月頃完成予定、同年9月に全国東宝系で公開を予定している。それまでにドラマ、映画の各シリーズを振り返って、完結編をさらに楽しめるよう備えておきたい。
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