2011年12月10日土曜日

「このマンガがすごい!」1位はズボラ飯&BJ創作秘話

ここでランキングされて、更に注目が集まる漫画が多いですよね。何もランキングがないよりはいいかな?


宝島社が毎年発行しているマンガ紹介本の最新版「このマンガがすごい!2012」が、本日12月10日に発売された。今年度オトコ編の1位に輝いたのは、宮?克原作による吉本浩二「ブラック・ジャック創作秘話~手塚治虫の仕事場から~」、オンナ編1位は久住昌之原作による水沢悦子「花のズボラ飯」。


「このマンガがすごい!」では、その年の注目すべき作品のランキングを、オトコ編とオンナ編に分け決定。それぞれ1位に輝いた原作者・マンガ制作者コンビの、インタビューと受賞記念イラストが掲載されている。このほか、オトコ編の2位に森高夕次原作によるアダチケイジ「グラゼニ」、3位に羅川真里茂「ましろのおと」が、オンナ編の2位に雲田はるこ「昭和元禄落語心中」、3位にえすとえむ「うどんの女」がランクインした。

なおアンケート企画「あの人気漫画家に聞く!」では、昨年のランキングで上位にランクインしたマンガ家に取材を実施。「いま注目しているマンガ」のほか、「漫画家を目指すきっかけになったマンガ」「世界遺産に指定したいマンガ」などが答えられている。

回答したマンガ家はいくえみ綾、諫山創、市川春子、岩本ナオ、上野顕太郎、押見修造、河内遙、絹田村子、小山宙哉、真造圭伍、末次由紀、花沢健吾、羽生生純、東村アキコ、水城せとな、水谷フーカ、ヤマザキマリ、ヤマシタトモコ、ろびこ、渡辺航の全20名。このほか芸能人やミュージシャンら著名人、書店員、雑誌編集者など、さまざまなジャンルのマンガ好きが選んだランキングも収録している。同書を活かして、未読の名作を探してみよう。

オトコ編1位の「ブラック・ジャック創作秘話~手塚治虫の仕事場から~」は、週刊少年チャンピオン(秋田書店)で不定期掲載されている手塚治虫の実録マンガ。マンガに情熱を注ぐあまり周囲の人々を振り回す、手塚の知られざる伝説を描いた物語だ。最新話は12月22日に発売される、週刊少年チャンピオン2012年4・5合併号から4号連続で掲載される。オンナ編1位の「花のズボラ飯」はエレガンスイブ(秋田書店)で連載中。夫が単身赴任中の主婦・花が手軽で美味しい料理を作るグルメマンガで、料理の魅力とともに花の愛嬌あるキャラクターが人気を集めている。

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