いい役者さんになったよね。中高生は大喜びだよね!
朝井リョウ氏の人気小説を吉田大八監督が映画化した「桐島、部活やめるってよ」の特別試写会が7月28日・岩手・釜石市内の中学校で行われた。会場となった中学校の体育館には、ステージ上にスクリーンが特設され、地元の中学生や高校生を中心に約200人が来場。上映前に吉田監督と枝見洋子プロデューサーが舞台挨拶を行ったほか、主演の神木隆之介がサプライズ登壇すると、場内のボルテージは最高潮に達した。
来場者と握手を交わしながらステージにあがった神木は、「今日という1日が夏休みのいい思い出になればと思います」とニッコリ。さらに、「完成した映画を見て、自分と向き合うこと、自分を知ることの大切さを知りました。皆さんの心の中の光が、もっと強くなれるような映画になっていればいいなと思います」と訴えた。
第22回小説すばる新人賞に輝いた朝井氏の同名小説を映画化した今作は、田舎の高校を舞台に、バレー部のキャプテン・桐島が突然部活を辞めたことをきっかけに、校内の人間関係が微妙に変化していくさまを、時間軸や視点を転換しながら描いた。神木だけでなく、橋本愛、大後寿々花、山本美月ら有望な若手がオーディションを経て役を勝ち取ったことでも知られている。
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