えー。この人ってまだ20代だったんだね。弟もまだ若いんだもんねー。てか監督も20代。若き世代が押し寄せてるね。
売り上げ50万部を突破した今年のNo・1ベストセラー小説「舟を編む」が俳優松田龍平(29)と女優宮崎あおい(26)で映画化される。
出版社を舞台に、辞書作りに没頭する編集者の言葉や仕事に対する情熱や思いを描く物語。女優満島ひかり(26)の夫で「川の底からこんにちは」でブルーリボン賞監督賞を受賞した新進気鋭の石井裕也監督(29)がメガホンを取る。
作家の三浦しをんさんが執筆した同作は、書店員が選ぶ「2012年本屋大賞」を受賞。同賞作品の映画化は、ほとんどが興行収入10億円を超える成功を収めており、今回も大手映画会社など10数社が映画化権をめぐり争奪戦を繰り広げた。
松田は風変わりだが、生真面目さが取りえの出版社社員役。約23万語を収録する辞書の編集に、15年をかけて取り組む役で「辞書を作ることで、言葉と向き合って成長していく役が今から楽しみ」と張り切っている。
一方、宮崎は主人公が一目ぼれする板前見習い役。包丁さばきなど懸命に役作りをしており「石井監督のもとで大人の女性をきちんと生きることができるよう頑張ります」と強調。石井監督は「一つの仕事をやり遂げるために人生をかけるとはどういうことか。悩みながら、考えながら、映画を作っていこうと思ってます」と話している。
今月下旬にクランクイン。来年4月13日の公開を予定している。
▽「舟を編む」 入社3年目を迎えた玄武書房の営業部員、馬締(まじめ)光也は、言葉への繊細な感覚と整理能力を見込まれ、新しい辞書「大渡海」の編集スタッフに抜てきされる。集めた言葉の一つ一つに意味を付け、用法を示していく地道な作業。他の編集部員や関係者たちとともに苦悩を乗り越え、時に恋をしながら大渡海を作り上げていく。
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