津川さん、かっこいいね!役者がどんな役割で、自分の立ち位置とかもよくわかっている。わーわー騒いでいる太郎とはえらい違い!
俳優・津川雅彦が関西の辛口討論番組としてその名を知られる読売テレビ「たかじんのそこまで言って委員会」(日曜後1・30)の新レギュラーとして15日から登場することになり、13日、大阪市内の同局で収録に参加した。津川は昨年8月と今年1月の計2回、同番組にゲスト出演し、民主党政権を痛烈に批判。大きな反響を呼んでいた。
この日、15日放送と22日放送の2週分の収録を終え、会見した津川は「討論番組に役者が出るってのは、あまり褒められたことじゃない。でも年をとると、だいたい60歳すぎると、人を啓蒙したがるというか、人に影響を与えるということが好ましくなってくるんだね」とレギュラー出演を決めた心境を吐露。
一方で、15日放送分のゲストで、反原発活動に力を入れる俳優・山本太郎に対し、「役者が政治的発言をするというのは、やっちゃあいかんことだよ。特に若いうちはね。役を演じる上でニュートラルであるべき。いろんな役をやるので色がついてない方がいい。ぼくの歳になると、体制に対する反抗は色がつくものじゃないし、自分で処理ができる(けれど)」と助言。反原発発言がきっかけで、自ら所属事務所をやめるなど役者生命の危機にあることに「同情申し上げる。(でも)自業自得だね」と話した。
自身のブログでは、政治や尖閣諸島問題などについても踏み込んだ発言を繰り返している津川。「ぼくは、『左翼が嫌いだ』ということをこういう所(テレビ)でも言っていいかな、と。役者というのは、反体制というものでね。だから民主党である限り、攻撃するかいがあるかな」と穏やかな口調ながら、現政権への反抗心をあらわにした。
同番組のレギュラーはほかに、桂ざこば、勝谷誠彦氏、宮崎哲弥氏と、司会の元読売テレビ解説委員長の辛坊治郎氏。メイン司会のやしきたかじんは食道がんを公表し、1月末から休養中。手術を終えて退院していたことを先月末に発表しているが、復帰時期は未定。
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