レディー・ガガ、玩具メーカーから訴えられる

これは・・・玩具メーカーが悪いんじゃないの？どうして訴えられてるんだ？


　レディー・ガガが、玩具メーカーから1000万ドル（約7億8000万円）の損害賠償を求められている。

　ガガとそのマネージメント会社がMGAエンターテインメント社に対して、ガガそっくりの人形に内蔵されているガガの声を発するチップを除去するように要請したことにより、今年のクリスマス商戦に供給が間に合わなくなったとして、同社がガガを訴えたという。

　MGAエンターテインメント側によれば、ガガは自身のニューアルバムと新作パフュームが来年に発売になるまで、そのおもちゃの人形の発売を延期させるような動きをとっているようだ。

　また、『ニューヨーク・デイリー・ニュース』紙によれば、ガガの関係者が人形の発売を「意図的かつ故意に遅らせよう」とし、さらにガガ自身もその人形の顔を「キャッツアイ・メイク」の目と「シャープな顎のライン」で「スーパーモデル」並みの顔にしつつ、人形の頭部を取りはずし可能にして「血まみれの切断部」を見せることが出来るデザインにして欲しいとも注文をつけていると報道されている。

　しかしガガの広報官アマンダ・シルバーマン氏は、今回の法廷闘争にガガが「勝つ」意気込みでいるとコメントを残した。「レディー・ガガはMGA側の悪質な訴状に対し徹底抗戦する意向であり、法廷で勝つ自信があります」

　さらにシルバーマン氏は、今回の論争はあくまで、MGA側とガガが所属するユニバーサル・ミュージックの子会社ブラバードとの問題であり、ガガを法廷論争に引っ張り出す「正当な理由は何もない」とも主張している。　

　損害賠償のみならず、MGAエンターテインメントはガガが要求するようなグロテスクな形ではなく、現状のデザインのまま人形を販売することも求めているという。