そりゃー、地元ではヒットしてもらわなくっちゃ!
中谷美紀主演の映画『阪急電車 片道15分の奇跡』が、映画の舞台となった阪急今津線沿線の西宮北口駅近くの映画館TOHOシネマズ西宮OSで、3D映画に革新を起こした『アバター』を超える動員を記録したことがわかった。同映画館での『アバター』の動員数は、全116日間で7万6,029人だったが、『阪急電車 片道15分の奇跡』は興行47日目の時点で7万6,346人を記録。驚異のスピードでの『アバター』超えで、今後も興行は続くため、さらなる動員増も期待できる。
地元が舞台ということで、映画館に足を運ぶ人の数が増えることは容易に想像できるが、『阪急電車 片道15分の奇跡』は、その心理を数字で証明してみせた。今回、TOHOシネマズ西宮OSで同作が記録を塗り替えたのは、映画『タイタニック』のジェームズ・キャメロン監督がメガホンを取り、日本での興行収入150億円突破を記録した映画『アバター』。3D映画の料金は割高なため、興行収入は『アバター』が116日間で1億2,012万3,800円、『阪急電車 片道15分の奇跡』が47日間で9,335万100円といまだ『アバター』の記録を塗り替えてはいないのだが、15日には1億円超えも記録したとのことで、ハンデを乗り越え、興行収入でも『アバター』を超えるのも夢ではなさそうだ。
『阪急電車 片道15分の奇跡』は、阪急今津線で出会った人とかかわり合うことで前向きな一歩を踏み出したさまざまな人々の姿を描いた作品。心温まるストーリーが人々に感動を与えている。
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