賛否両論あるけど、なにかしら行動を起こせるっていうのは素晴らしいことだと思うよ、今の日本では。
俳優の山本太郎(37)が4日、自身の脱原発活動についてつづった著書「ひとり舞台―闘う役者の真実」(3日発売)のPRイベントを都内で行った。
山本は昨年の東日本大震災をきっかけに脱原発の市民活動に取り組み始めた。以来、仕事は激減し、収入は10分の1以下に。「本が売れたら、おかずが一品増えるかもしれません」と冗談まじりに語った。
「お金を稼ぐのは大変だと知った」と苦笑いしながらも「日本の原発は危機的な状況にある。今、言わないといけないと思った」ときっぱり。「役者の仕事は10年後、20年後でもできる」と話した。
著書について、過去に原発事故が起こったロシア・チェルノブイリでの取材や脱原発デモへの参加など「1人の市民としての気持ちを書きました」と山本。「誰に読んでほしい?」の質問には慎重に言葉を選びながら「(本を)目についた人には全員に読んで欲しい。みんなの問題だから」とPRした。
また、市民運動家として選挙に出馬する可能性については否定。「市民から出る候補者を応援したい」との考えを明らかにした。
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