ここ何年も、かまくらが作れるほどの雪は降ってないような気がするなあ・・・
1月14日・15日の2日間、秋田県では「かまくら点灯イベントin有楽町」を、有楽町駅前広場と東京交通会館イベントスペースで開催する。そのイベントに先立ち、前日の13日に会場内に設置する「かまくら」の点灯式をおこなった。
本イベントは、寒い冬でも温かなものにあふれている秋田の魅力を伝えることを目的に、1月から3月まで実施する「こころもあったまる冬の秋田路キャンペーン」の一環として行うもの。「こころもあったまる冬の秋田路キャンペーン」は2006年度から実施しており、今回で5回目の開催となる。過去の例では、上野駅で観光物販イベントなどを行ってきた。
今回、有楽町に設置する「かまくら」は、400年以上の歴史を持つ水神様をまつる小正月行事、秋田県横手市の雪祭りで造られるもの。横手市からなんと総重量40トンもの雪を運びこみ、1基20トン、高さ約3メートルの「かまくら」を2基、東京のど真ん中に“出前”した。
点灯式では、保育園児4人や男鹿市から「なまはげ」も参加。日没時間に合わせて有楽町の街並みに出現した「かまくら」と、その周りに並べられた「ミニかまくら」に灯をともした。温かな光に包まれたかまくらの後ろでは、有楽町駅を通る新幹線が走り、東京の街と秋田の幻想的な景観があいまって、これまでにない空間が作りあげられた。
点灯式では、東京では珍しい巨大なかまくらを見て写真を撮る人などで賑わい、中にはなまはげの怖さに泣いてしまう子どももいた。このかまくらは14日・15日には一般開放され、中に入って自由に体験することができるという。
「かまくら点灯イベントin有楽町」期間中は、男鹿のなまはげが荒々しく太鼓を叩く「なまはげ太鼓」や、日本三大盆踊りの一つである「西馬音内盆踊り」といった伝統芸能を披露するほか、第4回B-1グランプリで優勝し、今では殿堂入りしている「横手焼きそば」の実食販売や、いぶりがっこなど秋田の特産品の販売をおこなう予定。
また、秋田県内の対象宿泊施設で使える「宿泊補助券(最大7千円相当)」が当たる抽選会も実施する。
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