アニメ『AKB0048』放送開始イベントにAKB48声優選抜登場！新ユニット「NO NAME」の主題歌配信も！

手広く活動しているつもりのようだけど、ファン層は全く変わってない予感。


アイドルグループ・AKB48が29日深夜、『新宿バルト9』にて、声優を務めるＴＶアニメ『AKB0048』放送開始＆新ユニット「NO　NAME」発表記念イベントを開催。声優選抜メンバーの渡辺麻友（園智恵理役）、仲谷明香（藍田織音役）、石田晴香（東雲彼方役）らが登壇して、見どころや、役作りについて語った。


　『AKB0048』（エーケービーゼロゼロフォーティーエイト）は、AKB48をモチーフにしたＴＶアニメ。29日からtvk他、全国15局で放送がスタート。AKB48の名を襲名するという形で受け継いだ超銀河アイドルチーム“AKB0048”研究生9人を主人公にしたSF超大作アニメーションだ。

　その主人公9人の声優を担当するのは、昨年12月13日に同所で実施された声優公開オーディションで、姉妹グループを含む総勢200人の中から選ばれたAKB48チームAの仲谷明香、チームBの渡辺麻友、佐藤亜美菜、石田晴香、佐藤すみれ、チーム4の岩田華怜、SKE48チームSの矢神久美、チームＫIIの秦佐和子、NMB48チームＭの三田麻央の9人。

　この日は、同アニメ放送開始を記念して、第１話ディレクターズカット版＆第２話先行上映会が行われ、深夜にも関わらず約400人の熱狂的ファンが詰めかけた。原作・総監督を務める河森正治をはじめ、声優選抜メンバーの渡辺麻友（園智恵理役）、仲谷明香（藍田織音役）、石田晴香（東雲彼方役）、声優の神田朱未（9代目大島優子役）、能登麻美子（8代目小嶋陽菜役）、白石涼子（5代目高橋みなみ役）がゲスト出演した。

　渡辺麻友は「智恵理ちゃんは物事をはっきり言ったり、ツンツンしていることが多いところは私とは違いますが、胸の奥に熱い思いを秘めているところは私と共通しているのかなと思うので、そういう共通点を感じつつも凛々しいところとかを意識しながら演じています」、仲谷は「織音ちゃんはホタテが好きなんですけど、私も大好きで、何でこんなに共通しているのかとうれしくなったりして、いま一生懸命やらせてもらってすごい楽しい日々を送っています」、石田は「私は、9人の研究生みんなをまとめていくような役なんですけど、普段“ついていきます”みたいなタイプでして。人をまとめたり、叱ったりすることがほとんどないので、どうしようという感じだったんですけど、自分にまっすぐということに関しては、私自身と共通している部分もあるので、楽しく演じさせていただいています」とそれぞれに挨拶した。

　河森監督は「実際にいま活動中のAKB48をモチーフにした物語ですが、時代はいまから50年後の未来の宇宙での物語として描いています。現実と非現実のスパイラルを描いて新しいアニメーションの可能性が開けたらいいなとスタッフ一同、頑張ってつくっていますので、よろしくお願いします」と話した。

　さらに、9人の声優選抜メンバーがキャストを務める「研究生メンバー」による限定ユニット「NO NAME」が結成され、同アニメのオープニングテーマ「希望について」とエンディングテーマ「夢は何度も生まれ変わる」を担当（発売日未定）することも発表された。CD発売に先がけて、両曲のTVサイズver．の先行配信が5月7日から開始されることも告知された。

　当日のイベントの模様は、北海道・札幌から九州・福岡まで全国9カ所の映画館で生中継上映され、全国のファンたちも一緒に楽しんだ。一方29日の昼間には東京ビッグサイトでのAKB48握手会イベントにおいて、サプライズで同アニメ1話を上映。声優選抜メンバー9人がそれぞれのキャラクターのコスチュームとウイッグを付けて約3万人のファンたちにお披露目をした。

　なお5月1日発売の月刊デ☆ビュー6月号には声優選抜の一人・仲谷明香がインタビューで登場。さらにAKB48から板野友美のインタビューも掲載されている。また、次世代の人気声優をピックアップした特集『今、エンターテイナーNo.1は「声優」だ！』では、江口拓也、高森奈津美、三上枝織、潘めぐみのインタビューを掲載している。