1980年代の人気アニメ「タッチ」で共演した声優の三ツ矢雄二と日高のり子が5月15日、都内で行われた韓国映画「サニー 永遠の仲間たち」の特別試写会に学生服姿で登場。“プチ同窓会”と称して、アニメ放送当時の思い出を語り合った
49歳の日高は、「学生服のコスプレは初めてです。高校時代はセーラー服だったので、南ちゃんっぽい服を着られてうれしいです」とノリノリ。三ツ矢は「57歳になりますが、恥を知れって感じですね」と苦笑。互いの制服姿については、「シワがなかったら現役高校生でイケる。ちょっとドキッとしました」(三ツ矢)、「とても50歳以上とは思えない!」(日高)と称え合った。
高校時代に話が及ぶと、男性と女性の中間の“グレーゾーン”にいることを公言している三ツ矢は「男子校だったので、グレーゾーンには甘酸っぱいというよりほろ苦かったです。男だらけでキュンキュンしっぱなしでした」と告白。日高も成就しなかった恋のエピソードを披露し「実らなかったからこそ、いまだにときめきがある」とほほ笑んだ。
2人の共演は「タッチ」が初めて。当時は日高が声優として駆け出しで、三ツ矢から厳しく追いつめられたこともあったそう。「映画版で、私がダメで何度も録り直しになったとき、怖い顔で近づいてきた三ツ矢さんに『もっと僕を愛して!』と言われたことがありました」と述懐。20年以上の付き合いを経て、日高は三ツ矢を「私の心が成長した分、同期であり先輩であり、息子のようにも感じる(笑)。不思議なんですが『三ツ矢さんを最期まで見届けないと』という思いが常に頭にあります」と明かす。三ツ矢も「これだけ長いと“家族”になりますね。安らかに看取られたい(笑)」と同調していた。
最後には「達ちゃん、南を映画館に連れてって!」(日高)、「上杉達也は世界中の誰よりも映画『サニー』を愛しています」(三ツ矢)と「タッチ」の名ゼリフのパロディで、客席をわかせた。
0 件のコメント:
コメントを投稿