2012年5月15日火曜日

「タッチ」達也&南役の声優が制服コスプレで同窓会!

声優の人って、見た目が若い方が多いよね。やっぱり、役を演じてるとそうなるのかしら?


1980年代の人気アニメ「タッチ」で共演した声優の三ツ矢雄二と日高のり子が5月15日、都内で行われた韓国映画「サニー 永遠の仲間たち」の特別試写会に学生服姿で登場。“プチ同窓会”と称して、アニメ放送当時の思い出を語り合った

 同作は、25年ぶりに再会した高校時代の友人が病に冒されていることを知った40代の主婦が、願いを聞いて高校時代の仲間たちを探すなかで、忘れていた思いを取り戻していく姿を描く。「タッチ」は映画の主人公たちが青春時代を過ごした85年から87年にかけて放送され、三ツ矢は主人公・上杉達也、日高がヒロイン・浅倉南の声を担当し一世を風びした。

 49歳の日高は、「学生服のコスプレは初めてです。高校時代はセーラー服だったので、南ちゃんっぽい服を着られてうれしいです」とノリノリ。三ツ矢は「57歳になりますが、恥を知れって感じですね」と苦笑。互いの制服姿については、「シワがなかったら現役高校生でイケる。ちょっとドキッとしました」(三ツ矢)、「とても50歳以上とは思えない!」(日高)と称え合った。

 高校時代に話が及ぶと、男性と女性の中間の“グレーゾーン”にいることを公言している三ツ矢は「男子校だったので、グレーゾーンには甘酸っぱいというよりほろ苦かったです。男だらけでキュンキュンしっぱなしでした」と告白。日高も成就しなかった恋のエピソードを披露し「実らなかったからこそ、いまだにときめきがある」とほほ笑んだ。

 2人の共演は「タッチ」が初めて。当時は日高が声優として駆け出しで、三ツ矢から厳しく追いつめられたこともあったそう。「映画版で、私がダメで何度も録り直しになったとき、怖い顔で近づいてきた三ツ矢さんに『もっと僕を愛して!』と言われたことがありました」と述懐。20年以上の付き合いを経て、日高は三ツ矢を「私の心が成長した分、同期であり先輩であり、息子のようにも感じる(笑)。不思議なんですが『三ツ矢さんを最期まで見届けないと』という思いが常に頭にあります」と明かす。三ツ矢も「これだけ長いと“家族”になりますね。安らかに看取られたい(笑)」と同調していた。

 最後には「達ちゃん、南を映画館に連れてって!」(日高)、「上杉達也は世界中の誰よりも映画『サニー』を愛しています」(三ツ矢)と「タッチ」の名ゼリフのパロディで、客席をわかせた。

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