打ててよかったですね、本当に・・・もし打てなかったら、どうなってたことか?
元プロ野球選手でタレントのパンチ佐藤(46)とサッカー解説者の松木安太郎氏(53)が24日、都内のバッティングセンターで映画「ホームランが聞こえた夏」のホームラン祈願式を行った。
野球映画ということで、パンチがバッティングをしホームランが出れば映画がホームラン級に盛り上がるという、大ヒット祈願ならぬ「ホームラン祈願」に挑戦。始める前から「僕は体を見てわかるようにホームランバッターじゃなかったんですよ(プロ通算3本塁打)」と言い訳をしつつ「でもチャンスに強いバッターだったんです。だから(1ゲーム)23球あると思わずに1球1球これしかない!という気持ちでいきます」と意気込み、松木氏も「パンチさんにかかっています!この映画のヒットは」と熱く送り出した。
時速100キロのケージに入り、1ゲーム目はゴロ性の当たりが多く、一発が出ないまま終了。パンチは「当てようとして小さくなっている自分がいた。サッカーもそうでしょ?」と“敗因”を分析し、2ゲーム目に突入した。徐々にライナー性の惜しい当たりも出始めたが、ホームランには至らず、泣きの3ゲーム目へ。「パンチさんがだんだんプロ野球選手に戻りつつあるね」(松木氏)という声援とは裏腹に「いつまでやるのだろう」という雰囲気が報道陣に漂い始めた16球目(通算62球目)、ついにライナー性の打球はホームランの的をとらえた。的に当たった際に鳴り響くサイレンは何故か鳴らなかったが、晴れて「ホームラン祈願」達成となった。
通算69球のバッティングを終えたパンチは汗びっしょりで「久しぶりにいい汗が流れましたね。お父さん方、こういう汗を流していますか?」と、同年代へ暑苦しいほどのゲキ。松木氏も「久しぶりにパンチさんの真剣な顔つきを見て、いいなスポーツは、と思いましたね」と満足気に振り返った。
「ホームランが聞こえた夏」は韓国のろう学校が高校野球で全国大会1勝を目指す青春映画。27日からシネマート新宿、銀座シネパトスほか全国ロードショー。
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