まあ、内紛だからねえ・・・扱いは難しいですね。
記事の扱いが注目された巨人の親会社、読売新聞は12日付朝刊で清武氏の造反劇を見出し1段の「ベタ記事」で小さく報じた。朝刊各紙が1面や社会面、スポーツ面で大々的に取り上げたのに比べると、写真も使用せずほぼ無視の扱い。
同紙はスポーツ面(27面)の下部で「巨人のコーチ人事 会長が指示と批判 清武代表が会見」との記事を掲載。関連で、桃井オーナーが11日夕に開いた記者会見を報じたほか、江川氏の談話を紹介した。これら3本のベタ記事を縦12・7センチ、横13・5センチの狭いスペースに押し込んだ。
論調の違いでライバル関係にある朝日は、スポーツ面(23面)と社会面(39面)ともにトップ扱いで、特に社会面は「巨人内紛 代表が反旗」の大見出しを踊らせ、会見で涙を拭う清武代表のカラー写真を置いた。識者やファンの声を幅広く拾った記事も紹介。巨人関連記事の総面積は読売の約10倍に及んだ。
産経は1面で「巨人代表が渡辺氏批判」と報じたほか、スポーツ面(14面)で渡辺氏らの動向、社会面すべて(23、24、25面)で「涙の会見」「ファンの声」、清武氏の声明全文を掲載した。
毎日もスポーツ面(21面)、社会面(31面)ともにトップ。東京は1面、スポーツ面(23面)、社会面(30面)で詳報した。日経はスポーツ面(41面)だけにとどまったが、写真は使用した。
スポーツ紙は読売系のスポーツ報知をはじめ、清武氏が全紙の1面をジャック。タジキスタン戦で最終予選進出を決めたサッカー日本代表も大きなニュースながら、巨人お家騒動の陰に隠れてしまった。
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