被災した子どもたちが、少しでも元気つけられたらいいですね。
ドラえもんやミッフィー、ピカチュウにどーもくんなど、子どもたちに大人気のキャラクターたちが、企業の枠を超えて手をつないでいる画像が掲載されているウェブサイト「てをつなごう だいさくせん」が話題になっている。
「てをつなごう だいさくせん」はNHKのマスコットキャラクター、どーもくんのキャラクターデザインなどを手掛けるアニメーション作家の合田経郎が、東日本大震災の発生後に発案したもの。サイトに掲載された合田のメッセージによれば、大好きなキャラクターたちが手をつなぎ、ほほ笑みかける姿を見ることで、被災地の人々、中でも子どもたちを少しでも笑顔にして、安心を届けたいという考えから企画を思い立ったという。そして、その合田の意思に、リラックマのデザインなどを手掛けるイラストレーターのコンドウアキが賛同。この夢のようなプロジェクトがスタートすることとなった。
企画が始動すると、合田の立ち上げた制作会社、ドワーフのスタッフが各企業に賛同を呼びかけた。企業の枠を超えて人気キャラクターたちを共演させるという、夢はあるが、通常では実現不可能ともいえる計画だったが、「子どもたちに笑顔を」という企画の趣旨に数多くの企業が賛同。プロジェクトへの協力を快諾し、3月23日にスタートした際には18体のみだったキャラクターたちに、ピカチュウやトロ、しまじろう、きかんしゃトーマスにパワーパフガールズなど、次々に「おともだち」が増えていった。現在では40体にも及ぶキャラクターたちが互いに手を取り合って、子どもたちにほほ笑みかけている。
また、発起人の合田による「どうか子どもたちが見える場所へ。さまざまなツールを使って皆さんのチカラで運んでいただけるとうれしいです。たのむ。おねがいします」というメッセージのとおり、サイトからは、プリント用やモバイル用、そしてバナー用など、さまざまな形で手をつなぐキャラクターたちの画像をダウンロードすることが可能。サイトには日本赤十字社の募金受付ページをはじめとする募金情報へのリンクも掲載されている。
つらく、苦しい状況にいる子どもたちの、サイトを見て喜ぶ笑顔が見えるようなこの夢のような「さくせん」は、現在第5弾の画像が公開されており、近いうちに第6弾の更新が行なわれ、さらに「おともだち」が増える予定。これからも、被災者した人々の笑顔のために、たくさんのキャラクターたちが手をつないでいくことだろう。
0 件のコメント:
コメントを投稿