まったく、やらせばっかですなあ・・・
放送倫理・番組向上機構(BPO)の放送倫理検証委員会(川端和治委員長)は31日、日本テレビが1月に放送した報道番組「news every.サタデー」の特集「ペットビジネス最前線」を、放送倫理に違反すると判断した意見書を公表した。
意見書によれば、1月8日放送の同番組は、ペットサロンとペット保険を取り上げるにあたり、それぞれの会社の社員を利用客として登場させた。番組を担当した、制作会社の派遣スタッフであるディレクター(31)は、社員と認識しながら「社員であっても利用者であることには違いない」と判断したという。
こうした経緯について、意見書は「報道機関の社会的使命に背く行為と言わざるを得ない」と断じた。その上で、問題の背景として〈1〉ディレクターの報道意識の希薄さ〈2〉スタッフ研修の不十分さ〈3〉年長の上司らと若手スタッフとのコミュニケーション不足――などを指摘。同局に職場環境と人間関係の改善を促した。
日本テレビ総合広報部は31日、「事件発覚後に報道局ではスタッフ自らが『自分ならどうするか』という視点からの議論内容と集約意見を総括文書にまとめた。意見書を真摯(しんし)に受け止め、チェック体制の一層の強化と放送倫理向上のためのさらなる研修に取り組む」とのコメントを発表した。
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