「震災が追い風」って、記者としての素質が・・・
みのもんたの「朝ズバッ!」(TBS)にとっては震災が追い風になったということか。秋にも打ち切られるといわれていたが、ここにきて継続が決まったという。
これには2つの理由がある。ひとつはもちろん視聴率の問題。震災以降被災地の現地リポートをやったり、原発問題をしつこくやり続けていて好評なのだ。
そしてこれに敵失が加わった。日本テレビが看板番組だった「ズームイン」を打ち切って新番組「ZIP!」を始めたが、これが軌道に乗っていないのだ。
「『朝ズバ』は一時は10%を超えていたが、1年くらい前は6%前後までダウン。局内では“存続は7%クリアが条件”といわれていて4月下旬には9%を超えたこともあった。逆に『ZIP』は『ズームイン』時代より2ポイント前後ダウン。これは『ズームイン』を見ていた視聴者が『朝ズバ』に流れた結果といわれています」(放送関係者)
例えば今週16日。「朝ズバ」は7時からの第2部が7.6%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)をマークし、7.1%の「ZIP」が負けてしまった。
日テレはメーンを羽鳥慎一から若手の桝太一に代え、エンタメ系情報を増やしたが、これが中高年にソッポを向かれたともっぱらだ。
●次男も結婚して肩の荷が下り…
実はみのは番組の打ち切りを覚悟し、腹をくくっていたという。みのには2人息子がいるが、今週末に次男が結婚するのを機に、テレビの世界から身を引くことも考えていたというのだ。
「みのの長男はTBSのバラエティーのプロデューサー、次男は日テレのスポーツ担当のディレクターです。長男の結婚披露宴は政治家、民放のトップ、芸能プロ社長、タレントを招いて盛大に行いました。次男の披露宴も老舗高級ホテルで大々的に行う予定で、これで2人の息子に対して親としての責任を果たした思いだそうです。今後は第一線から引っ込んでアナウンススクールを始める計画でした」(マスコミ関係者)
地震や原発を取り上げている今のみのは安定している。現段階ではTBSの判断はまともだが。
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