なるほど、確かに絵本とかは、子どもにいいですしね。
東日本大震災の発生後、東北地方で書籍の売り上げが増えている。出版不況で全国的に書籍の売り上げが減り続け、東北では震災で閉店した書店も多いという悪条件下でのアップ。被災者が活字による地震関連情報や安らぎを求めていることが背景にあるという。
出版科学研究所(東京)によると、3月下旬と4月の書籍販売額は、全国では前年同月比でマイナスだが、東北6県は1ケタ台後半(5~10%未満)の伸びを示している。
売れ行きが好調なのは震災関連の本で、「巨大津波が襲った3・11大震災」(河北新報社)、「闘う日本 東日本大震災1カ月の全記録」(産経新聞出版)といったグラフ誌や、震災や原発事故を特集した総合週刊誌など。児童書の売り上げも好調だ。紀伊国屋書店仙台店によると、「お世話になった被災地の外の方に贈りたいと、グラフ誌を何冊もまとめて買っていくお客さんも目立つ。震災発生から2カ月たった今も活字が強く求められているのを感じる」という。
同研究所の佐々木利春主任研究員は「被災地では書店の被害も大きいが、営業を再開したコンビニエンスストアなどで本が売れている。本以外の情報源や娯楽が限られていることもあり、情報や心の安らぎをもたらす本が求められている」と分析している。
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