2012年6月20日水曜日

町亞聖アナ、10年にわたる介護語る

誰しも、いつかは我が身・・・考えないといけないことだよね。立派だね、この人は!




 フリーアナウンサーの町亞聖(40)が20日、都内で行われた映画『それでも、愛してる』(6月23日公開)トークイベントに出席。うつ病の夫を支える家族を描く同作が「ドンピシャ」に自身と重なったという町は、18歳から10年間母親の介護に努めたエピソードなどを告白し「アナウンサーになるまではガムシャラだった」と当時の心境を明かした。


 母・広美さんがくも膜下出血で倒れて以降、日本テレビアナウンサーとして働きながらも、一家の“母”として家族を支えていたという町。49歳に子宮頸がんで母を失うまでの日記をまとめ、著書『十八歳からの十年介護』を執筆した。「私が長女で、弟が中3、妹が小6で幼かったので、最初の頃は私がやるしかなかった」と振り返り「母が障害者になった状態を受け入れられた時、気持ちが楽になりました。どんな状態でも受け入れられる時が来たら、やっていけるのかなと思う」と語った。

 アカデミー女優のジョディ・フォスターが16年ぶりにメガホンをとった同映画は、メル・ギブソン演じるうつ病の夫と妻、17歳の思春期を迎える長男、7歳の次男が紆余曲折を経て家族の絆を取り戻すストーリー。広美さん他界後、父・秀哲(ひでのり)さんもうつ病になったといい、町は「元に戻ってもらいたいという思いや、どうして前向きにできないのという思いが、映画と重なった。妻が私で、長男が弟で、次男が妹で」と、自身の生い立ちとだぶらせていた。

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