ヘルニアは厄介だから、無理なさらずに!復帰できてよかったですね!
椎間板ヘルニアの治療のため、芸能活動を休止していた三宅裕司が6月14日、構成・演出・出演を兼ねる復帰公演「落語日本花吹雪~出囃子は殺しのブルース~」の公開舞台稽古を都内で行った。ブランクを感じさせない軽快な立ち振る舞いを披露し、「腰はもう全然痛くない。舞台を見ていただければどれだけ動けるか分かると思う」と自信をのぞかせた。
誰でも楽しめる“軽演劇”を上演すべく、2004年に伊東四朗が旗揚げした「伊東四朗一座」を継承する、三宅を中心とした「熱海五郎一座」の新作。今作はラサール石井、落語家の春風亭昇太、お笑いコンビ「Take2」の東貴博、演歌歌手・林あさ美ら多彩なゲストを迎え、“落語”をキーワードに歌あり笑いありの喜劇に仕上がった。
5カ月にも及ぶ活動休止を経て、およそ1年ぶりに舞台復帰を果たした三宅は、「入院中はどうなるか分からない不安と戦っていたけど、東北の皆さんが頑張っている姿を見て、日本人のすごさを改めて感じた。それが江戸時代にたどり着き、落語に行き着いた」と着想の経緯を説明。また、「心の広い演出家として、皆さんに自由にやってもらっている。それぞれの見せ場があり、推理やダンスなどエンタテイメントな芝居。どんな人が見ても楽しめる」とアピールした。
刑事役の春風亭は落語の監修も務め、「落語のお芝居だけど僕だけ落語をやらせてもらえない。逆に助かったけど」と開き直り笑わせた。さらに、新婚のラサールと東のノロケぶりに「見てて不愉快!」と恨み節。一方、落語初挑戦となった東は、「誰も突っ込んでくれないのは大変だけど、やればやるほど楽しい」と手応えを感じていた。重鎮の落語家を演じるラサールも、「大師匠役なので幸せ太りでちょうどよかった」とニッコリ。紅一点の林は、「歌は本業なのでどんなジャンルであってもバシッと決めたいけど、やはりお芝居は難しい。笑っちゃいけない役だけど、皆さんが面白いので笑いをこらえるのがつらい」と話した。
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