2012年6月28日木曜日

“ポストAKB48”最有力「ももクロ」の魅力は奇抜なライブ

確かに、最近よく見るよね。でもAKBともまた違うアイドルだよね。


 AKB48総選挙からおよそ1カ月たつが、ここにきて“ポストAKB”の最有力候補としてめきめき力をつけているグループがあるという。

「最近、急激に人気が高まっているのが、“ももクロ”こと、『ももいろクローバーZ』というアイドルグループです。6月17日のNHKホールを皮切りに全国10カ所のツアー中で、8月の西武ドームには3万人の動員が見込まれている。新しいCMにも起用され、メディアへの露出も増えています」(芸能デスク)

 ももクロは08年5月に結成。学生中心で構成され、平日は基本的に学校があるため「週末ヒロイン」として、現在17歳のリーダー・百田夏菜子を中心に5人組で活動している。その最大の魅力は、他に類を見ないライブの独自性にあるという。

「みんな普通の子ですが、レッド、イエローなど5人に持ちカラーがあり、戦隊レンジャーを彷彿させる衣装を取り入れています。特に凄いのが、脚を高くあげたりするアクロバティックな踊り。女の子らしからぬ迫力です。時折呼ぶゲストも変わっていて面白い。4月の横浜アリーナには松崎しげるとデュークエイセス、5月のこどもの日は加藤茶でした」(学生ファン)

 この奇抜なアイデアの秘密を芸能関係者が明かす。

「ももクロをプロデュースしているのは、ファンの間でも有名なマネージャーの川上アキラ氏。年配のゲストを呼ぶのは平成生まれの彼女たちと昭和の融合が狙い。プロレスの乗りも取り入れていて、プロレスラーの武藤敬司が登場したこともあります」

 家電量販店での観客数が数人のライブなどを経て4年。ようやく人気が開花したが、“頂点”までは、まだ苦労がありそうだ。6月3日に放送された「おしゃれイズム」(日テレ系)にゲスト出演したが、普段視聴率を2桁は取る番組なのに、8%と振るわなかったのだ。

「ももクロの魅力はライブでないとわかりにくい。いきなりテレビで見ても、子供向けの戦隊モノと大人には見なされてしまいがちです。若者を中心としたコアなファンだけでなくどこまでファンを底上げできるかが、目標としている紅白出場のカギを握っている」(音楽関係者)

 アイドル界の“政権交代”の行方はいかに。

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