2011年7月9日土曜日

元たま石川浩司もびっくり!たまの映画が「一瞬AKBのドキュメンタリー映画を抜いてランキング1位になった」

懐かしい人が出てきましたね。ホント、誰が買ってるんでしょうね?!

 9日、タワーレコード新宿にて、映画『たまの映画』DVD発売記念イベントが行われ、元たまのパーカッション&ボーカルの石川浩司と今泉力哉監督が登場。撮影秘話やミニライブ、サイン会が行われ、会場に訪れたファンから大きな歓声が上がった。

 90年代のバブル絶頂期に突如現れ、独特のメロディラインと世界観で、音楽界に旋風を巻き起こした「たま」。その後、時代と共に若者を中心とした娯楽も多様化をみせ、音楽も消費財的な一面を帯びるようになってきた。そんな中、デビューから20年以上が経過した今でも「たま」の音楽的アイデンティティは多くの人から共感を得ている。

 昨年12月に公開された「たま」のメンバーに迫ったこのドキュメンタリー映画は、バンド解散後7年というタイムラグがあったにも関わらず、スマッシュヒットを記録し、今回、DVD発売の運びとなった。「イカ天でデビューしてから20年、僕も先週の日曜日で50歳になりました」と自らの歴史をしみじみと語る石川。「昔から人生50年というから、もう死んだも同然。これからは生まれたての赤ちゃんの気分でがんばりますよ」と石川らしい表現で抱負を述べる。

 映画『たまの映画』は撮影半年、編集期間9か月を要した作品。今泉監督は「約200時間、撮影したのに使ったのは2時間ぐらい。たまの魅力が凝縮されています」と出来をアピールすると、「じゃあ、あと50本ぐらいは映画にできるね」と石川が絶妙の突っ込みを入れると会場は爆笑。また、2日に発売された同DVDは、amazonのドキュメンタリー映画のランキングでAKB48のDVD「DOCUMENTARY of AKB48 to be continued 10年後、少女たちは今の自分に何を思うのだろう?」を抜いて1位を記録した時間帯があったそうで、石川は「いったい誰が買ってるんでしょうね。びっくりしました」と自虐的な発言で場内を沸かせていた。

 またミニライブでは、「たま」がグランドイカ天キングに輝いたときに歌った名曲「まちあわせ」、ソロでの曲「ひとり闇鍋」「夜の牛たちのダンスをみたかい」を披露。独特の歌声と個性的な歌詞が会場内に響き渡ると、多くの人が聴き入っていた。

 本作は、伝説のバンド「たま」の元メンバーである、石川浩司、滝本晃司、知久寿焼を追った音楽ドキュメンタリー映画。バンド結成から解散までの軌跡や、彼らがこだわった音楽への想いなどが、本人たちや、周囲を取り巻くミュージシャンたちの言葉によって語られる重厚な作品だ。

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