これに関しては、アッコの言うとおり。
日曜日の人気バラエティー番組「アッコにおまかせ!」(TBS系)で、司会の和田アキ子さんが、スタッフが用意した番組内容に露骨に不快感を示す一幕があった。レディー・ガガさんにインタビューした際の舞台裏を紹介するというコーナーだったのだが、その中で自慢げに紹介されるスタッフの不適切な行動の数々に、「最低だね」とあきれ顔だった。
和田さんが激怒したのは、2011年7月3日に放送された定番コース「芸能&ニュース どばっと1週間」の内容についてだ。
■「これは、なんのために放送してんの」
番組では、日本への支援を続けている米人気歌手のレディー・ガガさんへの個別インタビューに成功し、ガガさんはその中で、
「アッコ、ここにきてもらえたらよかったのに」
と発言。コーナーでは、パネルを使いながら、この発言の真意を推測した。番組によると、取材クルーは現場統括のAディレクター(44)や、実質上は仕事がなかったBディレクター(33)で構成されており、必要以上に大人数だったという。
さらに番組では、Bディレクターが(1)先にインタビューを終えた他局のキャスターに握手を求めた(2)インタビューが行われている間、衣装の下から見えるガガさんの脇の下を凝視する、といった不適切な行動をとっていたことを暴露。AディレクターはBディレクターに対して注意したというが、他の出演者からは
「えー」
「最悪だ」
「なにそれ」
といったブーイングの声があがった。和田さんも
「これは、なんのために放送してんの」
「よくわからないけどな」
と、いらだっている様子だった。それを進行役の安東弘樹アナウンサーが
「すいません、我慢して聞いていてください」
と押しとどめた。
■野球のボールにサインをおねだり
そして安東アナは、今度はAディレクターが、ガガさんのスタッフに対して、野球のボールにサインをおねだりして断られたというエピソードを披露。さらに、Aディレクターは
「だって、おれメジャーリーグ好きじゃん?ガガってアメリカ人じゃん?」
などと意味不明の言い訳をしたという。
一連のやりとりを見ていた和田さんは、
「最低だね。わたしよくわからない。これから(事前にパネルの内容を)チェックするわ。私も言いたいことがわかんないんだけど」
「申し訳ないけど、これもテレビで言うことじゃないけど、要するに和田アキ子ってことで、(ガガさんのプロモーションを担当する)ユニバーサルもOKしてくれてるわけよ。で、こういうことしちゃダメだよね?歌手に対して、野球のボールとか。ちょっと、なんで放送すんねん、これを」
と、番組スタッフの姿勢を批判した。番組の最後になっても、
「なんか今日は、スタッフ紹介で終わったような番組になった」
「あとでゆっくり、みんなでミーティングしますから。来週、楽しく放送をお送りできますように」
と、怒りが収まらない様子だった。
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