ももいろクローバーZ・玉井詩織、「アルバムが1位にならなかったら、私、髪を切ります」

そんな、女性の命の髪を切るだなんて・・・！！

ももいろクローバーZが、7月27日に1stアルバム『バトル アンド ロマンス』のリリースを記念して同日正午から東京・新宿区の新宿ステーションスクエアでフリーライヴを開催、さらに夕方には港区の東京タワー前でプレス向け所信表明演説を行なった。


新宿ステーションスクエアでのフリーライヴは、事前の告知をしなかったにもかかわらず約4000人もの熱狂的ファンが殺到。リーダーの百田夏菜子と、ももクロのアイドル“あーりん”こと佐々木彩夏は、集まったファンに向けて「こんなにもたくさんの方、ありがとうございます。本日７月27日は、私たちももいろクローバーZにとって記念すべき日となりました。何と今日は1stアルバムの発売日です。ということで、今日は本当に突然なんですけど、この『バトル アンド ロマンス』の発売を記念してフリーライヴを行ないたいと思います。平日の真っ昼間なんですけど、いつも通り盛り上がっていくのでよろしくお願いしま～す。」と笑顔で挨拶。さらに「いいかお前ら！ ここがアイドル界のど真ん中だぁ！」とオーディエンスを煽って、同アルバムからの先行シングルとして7月6日に2枚同時リリースされた「Z伝説 ～終わりなき革命～」「D'の純情」の2曲と、同じくアルバム収録曲から「コノウタ」「行くぜっ！怪盗少女」の全4曲を元気いっぱいに熱唱した。

この日は、朝8時から恵比寿を出発して、新橋、銀座、日本橋、秋葉原、神田などを、ももクロ選挙カーにメンバー全員が乗って都内を街宣しながら同アルバムのPR。フリーライヴを挟んで、再び、原宿、渋谷、青山などを回って東京タワーに向かった。Twitter情報によると、ももクロ選挙カーが秋葉原のAKB48劇場前に差し掛かった際には、「私たちはAKBさんが大好きでーす！」と、アイドル戦国時代において、その頂点に君臨していると言って過言ではないAKB48に対し、湧き上がる対抗心ならぬ好意を剥き出しにしていた、らしい。

その発売記念日を締めくくったのが、東京タワーでのプレス向け発売記念演説。ここにも、どこからか聞きつけてきたファン約300人が詰めかける。選挙カーの上からは、玉井詩織が「国民の皆さまの笑顔のためにアルバムづくりに誠心誠意、身を尽くしてまいりました。何とぞご静聴いただけますよう切に願っております。」、高城れには「皆さまのご支援、ご支持で、このアルバムをヒットチャートの1番上に上げてやってください。」などと演説した。

また、応援ゲストとして南海キャンディーズの山里亮太が駆けつけ、「これほど元気をくれるアイドルがいるでしょうか。皆さまの清き1枚、清き1枚をどうかよろしくお願いいたします。」と力強くアピールした。

そしてリーダーの百田は「『バトル』のような激しい曲から『ロマンス』のようなゆっくりした曲まで、ももクロのいろんな面が聴けるアルバムですので、たくさんの方に聴いていただきたいですね。そして、今年はぜひ紅白を目指したい。」と話し、玉井は「このアルバムが1位にならなかったら、私、髪を切ります」と宣言した。