とても実力のある俳優の原田さんが亡くなり、残念です。ご冥福をお祈りいたします。
樹木さんは、まだまだいろいろ演じて楽しませて欲しいですね。
女優の樹木希林(68)が22日、都内で行われた『第20回モンブラン国際文化賞』授賞式に出席し、報道陣の取材に応じた。今月19日に肺炎のため亡くなった俳優・原田芳雄さん(享年71)の訃報に、樹木は「本当にもう人事ではない。私も死が背中合わせで迫ってますから」と神妙な面持ち。夫でミュージシャンの内田裕也(71)が原田さんの通夜に参列したことを伝えると「雨が降らなくてよかったですね」と冗談交じりに笑い、亡き原田さんには「大震災があったなかで、布団の上で死ねるなんて上出来ですよ」と“希林節”で別れを告げた。
樹木は内田と親交の深い歌手のジョー山中(64)が、21日に一時心肺停止状態に陥っていたことについても「みんな、もうそういう年頃なんですね。(死は)順番に来るものなんですが、何をもって順番に差があるのか、もうわかりません」と渋い表情。「私もお酒飲み放題で無謀な日々を送ってきましたから。自分でも、よく体がもってるなと思います。本当は、私と裕也さんが先に逝かなきゃいけないんですけど。まあ、こうやって頑張ってますよ」と気丈に振舞った。
同賞は、あらゆる芸術の分野において、若い才能の開花に尽力支援している著名人の栄誉を称え贈呈。記念すべき20回目には、長きに渡り支援活動を続けている音楽家のオノ・ヨーコが受賞。ヨーコは「名誉ある賞を頂けて、とても嬉しい」と感慨深げに語りながら「人に何かしてあげれば、それが10倍くらいになって返ってくる。世界中が、そんな“投資”の成功で豊な地球になれれば」とメッセージを送った。
ヨーコと40年来の友人という樹木は「自分の悲しみを背負いながら、世界の悲しみを受け入れ、数えきれないほどの救済をしてきたヨーコさん。本当におめでとうございます」と祝福。この日はほかに夏木マリ、市川右近、秋吉久美子、桐島洋子らが来場した。
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