2011年10月8日土曜日

スティーブ・ジョブズ、“まるで友人を失ったようだ”と悲しむ支持者

持つのがワクワクするようなアイテムをつくり、プレゼンで観衆を惹きつける。こんな人、今後そう簡単には出てこないだろうなあ。


10/5(水)の晩、NYマンハッタンの59丁目にあるアップルのフラッグシップ・ストアには、他界したアップルの創業者で元最高経営責任者スティーブ・ジョブズに敬意を表するために100名以上もの人々が集まった。

店の外の工事現場に掲げられた“スティーヴ、これからもずっとあなたを想う”と手書きされた看板を警備員が急いで撤去する一方、彼の熱烈な支持者たちは、ジョブスのために掲げた看板、そして置かれた花、キャンドル、リンゴなどがそのままであるよう、交代で自主的に警備にあたっていた。

その中にいたカレン・ブランチャードは、最初に献花した支持者たちの1人で、「本当に驚いたし、ショックでした。まるで自分の友人を失ったような気持ちです。彼は驚くほどのモチベーションを持った発言者であり、スティーヴが口にした言葉は永遠に私の頭の中から消えることはないでしょう。彼はコミュニケーションのあり方を変革しました。これからは自分のiPhoneを、今までとは同じような目では見られないと思います」と語り、悲しみを露にしていた。

一方、ストアの中は通常どおりの営業を続けており、店員たちはジョブズの死に関するコメントは禁じられていたものの、客に挨拶したり商品に関するアドバイスをするほか、新しいディスプレイをセッティングするなど、いつもと変らぬ様子で業務にあたっていた。

アップル側は、今回の事態を受けても24時間営業のこの店舗を閉める予定はなく、支持者たちはiPodとiPhoneを生み出したジョブズを懐かしみ店内で仲間と交流を続けているようだ。

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