2011年10月21日金曜日

バセドウ病克服して復帰の絢香 コンサートこなせるのか不安残る

本当に完治してたらいいのですが、完治するのに時間がかかる病気みたいですね。無理なさらないように。


 歌手活動復帰を明らかにした絢香さん(23)は、バセドウ病治療を経て体調も安定していることをアピールした。ただ、いくつか懸念材料も指摘されている。

夫で俳優の水嶋ヒロさん(27)のそばで、同じようにマスクをした絢香さんがしっかりした足取りで歩く…。

■水嶋ヒロさんが献身的な支え

「女性自身」2011年10月18日発売号には、復帰宣言を前にした絢香さんの姿が紹介されていた。

09年大みそかのNHK紅白歌合戦を最後に、絢香さんは、バセドウ病治療に専念するとして無期限活動休止に入った。それから、約2年ぶりということになる。

記事によると、絢香さんは、ヒロさんとの外出機会も増えるほど回復した。治療中は体重増加に悩んでいたが、普通に生活できるようになってからは、都内のダイエット教室にも通ってスリムに変身したという。回復するまでには、ヒロさんの献身的な支えがあったそうだ。

絢香さん側が20日明らかにしたところでは、10月中に自主レーベルを設立。12年初めにもCDをリリースしたいとしている。一部報道では、11年末の紅白でサプライズ復帰をするのではないかとの観測も出ている。絢香さんのツイッターには、ファンらから次々に復帰を祝福する声が寄せられており、本人も21日、「本当に本当にありがとう!! 準備に入ります! 待っててねーーー!! 準*^^*)」と喜びを表した。

一方で、バセドウ病は、のどの甲状腺が肥大化する難病とされるだけに、そんなに早く復帰できるのかと不思議がる声も出ている。無期限休止とまでうたったのに、本当に2年で病状はよくなるのか。

バセドウ病に詳しい伊藤病院の杉野公則副院長は、こう解説する。

■ホルモンが十分下がらないとワンステージができないぐらい疲労感がたまる

「甲状腺ホルモンが過剰に分泌されるので、新陳代謝がよくなってじっとしていても運動している状態になります。ですから、体が疲れてしまって、場合によっては心不全など命に関わる事態にもなります。薬、除去手術、放射線による治療があり、いずれにしても薬を飲み続けてホルモンの状態を下げなければなりません。完治するのは難しいですが、そうすれば、一般人と同じ生活ができるようになります」

杉野公則副院長によると、ホルモンの状態が落ち着くまでは、3~4か月かかるという。一般人が仕事に復帰できるのは1年ぐらい後で、激務の歌手ならもっとかかるものの、2年で復帰できないことはないとする。

「声を出す神経は、甲状腺の後ろに走っています。手術には気を遣いますが、声の神経には影響が出ないので、体力が回復すれば歌うことはできます。レコーディングなら、休み休みやれば、十分可能でしょう」

とはいえ、コンサートは、ホルモンが十分下がらないとワンステージができないぐらい疲労感がたまり、途中で休まなければ難しい可能性があるという。

こうしたことは、今後の活動における懸念の1つになりそうだ。絢香さんは、夫の水嶋ヒロさんとともに大手の研音を辞めており、個人事務所で活動をスタートさせる。そんな中で、果たして独力でコンサートをこなせるのかという問題があるからだ。

また、研音を辞めるときに、一悶着があったとされる。それだけに、自主レーベルを設立して、果たして芸能界でどこまで受け入れてもらえるのかも不透明だ。ヒロさんは、仕事をセーブして支えているというが、俳優や小説家などの活動もやや迷走ぎみで、二人三脚が軌道に乗るにはまだクリアすべきことは多そうだ。

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