板尾創路、主演映画の客層にビックリ「こんな加齢臭のある映画館初めて」

なんだか、いい味を出すタレントですよね、板尾さんって。


　タレントの板尾創路が15日、都内で行われた映画『電人ザボーガー』初日舞台あいさつに出席。1974年にフジテレビ系で放送された特撮ヒーロードラマのリメイク作ということもあり、会場は当時からのファンが多く集まり満席状態。温かい拍手で迎えられた板尾は「こんな加齢臭のある映画館は初めてで、びっくりしてます」と笑いを誘った。


ロボットがバイクに変形するなど、これまでにない設定で当時話題を集めた作品が、37年の時を経て復活。本作は二部構成で展開され、主人公・大門豊の青年期を古原靖久、熟年期を板尾が演じる。

劇中衣装で登場した板尾は「撮影しながらどんどんテンションが上がってしまって。しまいには、事務所に内緒でバイクスタントまでしてしまいました」と撮影を振り返り笑顔。また、メガホンを取った井口昇監督が米テキサスで開催された映画祭“ファンタスティック・フェスト”のファンタスティック部門で監督賞を受賞したことについて「素晴らしいこと。テキサスで賞を獲るなんて、なかなかないですから」と祝福した。

舞台あいさつにはほかに、古原、佐津川愛美、井口監督が出席。大門を演じるためにバイクの免許を取得したという古原は「免許を取って初めて乗ったバイクがザボーガー。貴重な経験をさせていただきました」。佐津川も「仕事って感じがしなかったくらい、楽しくて愛に溢れた現場でした」と満足げに語った。