ももクロは知ってるし、それなりに好きだけど東京女子流って何だろ?今や誰でもアイドル時代!?
ニューシングル収録曲『Liar』のミュージックビデオのショートバージョンを解禁し、その衝撃的な映像で話題を呼んでいる東京女子流が、10月22日に初のホールコンサートを開催。サプライズ発表でファンを驚かせている。
2010年1月の結成から1年10か月。アイドル全盛の時代に、あえてガールズダンス&ボーカルグループと銘打ち、派手な展開よりも確かな歌唱力とキレのあるダンスを磨き上げることに重きを置いてきた。そんな5人が初の大舞台に選んだ会場は、3階席まである半円型のホールで、700席を超えるキャパシティを持つ銀河劇場だ。今回は昼夜2回公演が実施されたが、チケットは共に即日完売。節目となるステージをその目にするため、超満員の観衆が会場に集った。
初夏にリリースした1stアルバム『鼓動の秘密』のタイトル曲より、コンサートをスタートさせた5人は、瑞々しく舞いながら嬉しそうに何度も会場を隅々まで見渡し、嬉しそうな表情を弾けさせる。昼の部では緊張もあってか、リーダー 山邊未夢(みゆ)のスカートが外れてしまうハプニングがあったが、それでも毅然と踊り続ける堂々としたパフォーマンスからは、演者としてのプライドすら感じさせる。前述の新曲『Liar』に加えて、同作に収録されるもうひとつの新曲『W.M.A.D』もと、ファン歓喜のステージを続けた。
また、この日はサプライズ演出があり、中盤にステージ後部の幕がせり上がると、生バンドが登場。音楽性を絶賛される女子流ならではのハイクオリティなサウンドを、より特化させたアクトで観衆を圧倒する。さらに、ハロウィンにちなんだ仮装で『孤独の果て~月が泣いている~』を披露すれば、アンコールでは総勢20名にも及ぶ女性ダンサーを迎えて『おんなじキモチ』を観客と共に熱唱。終盤のMCでは、溢れる感情を堪え切れなくなったのか、庄司芽生(めい)がグッと瞳を潤ませる一幕もあり、昼夜共に素晴らしい空間を創り上げて記念すべき一日を締め括った。
なお、公演中にはサプライズ発表もあり、11月22日に横浜BLITZでニューシングル『Liar / W.M.A.D』のリリースを記念したイベントを行うことを発表したのだが、奇しくもその日は、ももいろクローバーZが同じくシングル記念ライブを同会場にて行う予定となっているのだ。
既にネットでは様々な憶測が飛び交っているが、女子流は以前、ももクロが楽屋に忘れていった衣装を名古屋のライブ会場まで届けて、ファンを騒然とさせた過去がある。そして22日は平日であることから、どちらかが午前中~昼過ぎに公演を行う可能性は低い。果たしてそこには、どのようなサプライズが待っているのか、彼女たちの今後の動向に注目しよう。
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