女優への道は険しいぞ。ドラマ観たけど、どう見ても未経験には見えんかった。役作り、がんばれ。
「AKB48・大島優子」から「女優・大島優子」へ――フジテレビの月9ドラマ「私が恋愛できない理由」の放送が17日スタート。以前から「日本を代表する女優になりたい」と夢を語る大島優子(23)はこのドラマ出演で一流女優への飛躍を試みる。役者志向の大島にとってのAKBとは?そして、今後は…?撮影で多忙な大島を都内のスタジオで独占インタビューした。
――このドラマのプロデューサー中野利幸さんは「この作品以降は“AKB48・大島優子”よりも“女優・大島優子”と呼ばれるようになってほしい」と言っています。
「きょうも言われました(笑い)。そういうふうに言っていただくと、凄くうれしいけれど、恥ずかしいです。一人の女優としての夢を抱えているのですけれど、まだAKB48という基盤があるからこそなので、そこを超えてとか抜けてとなると、恥ずかしさがあります」
――「日本を代表する女優になりたい」というのは今でも目標?
「目標にはしています」
――日本を代表する女優の具体像は?
「女優さんとしては永作博美さんが好きなんですけど、深津絵里さんみたいに日本の作品を持って海外に行く…そうなると、日本を代表する感じになります。それくらいになりたいと思います」
――そこにたどり着くまで、今は山登りに例えると何合目くらい?
「5合目あたりですよね。とりあえず車で行けた、みたいな。ここから、高山病になったりいろいろあるぞ、みたいな…(笑い)」
――人気絶頂のAKBにいた方が女優の頂上にも行きやすい?
「行きやすいこともあるけれど、行きにくいこともあると思います。そのさじ加減が凄く難しい。AKBはアイドルの枠じゃないですか?そこから女優業に本格的に移行するタイミングや切り替え方はいろいろあると思います。そのさじ加減が難しいなと思います」
――以前から秋元康さんには「女優業をやりたい」と申し出ていて、それがなかなか実現しませんでしたね。
「女優をやりたいという気持ちはずっと強く持っていました。でも、AKBのいろいろなお仕事やほかのユニットも、女優になるための道のりから遠ざかっているわけではないし、それを踏まえて、吸収して、いつか女優になると思っていたので、プラスに持っていけると思っていました」
――女優・大島優子がどんどん大きくなると、ファンの中には「AKBから抜けちゃうんじゃないか?」と勘ぐる人もいるかもしれませんね?
「あるかもしれないですね。抜けるかどうかは分からないですけど、遠ざかっていくような気分にはなってほしくないなとは思います。AKBは“会いに行けるアイドル”というコンセプトがあって親近感があるから、みんな応援しやすい。でも、女優さん一つになってしまうと、近づきにくいとか遠い存在になってしまうと思われる。そういう人にはなりたくないんですよ。秋元さんからも“月9もやって、おちゃらける大島優子もやって、どっちもやるから格好いいんだよ”と言われています」
――大島優子さんにとってAKB48とは?
「欠かせない、大切な場所です」
――アイドルグループのメンバーから一流の女優になった人で思い出すのは、キャンディーズの故・田中好子さんくらい…。難易度は高い?
「はいはい、リアルタイムではないから(キャンディーズは)分からないですけど…(笑い)。なかなかないですよね。だから厳しいかもしれないとは思うんですけど、でも別にそれが苦ではないし、今はそういうスタンスでできているので、探りつつ自分の道を歩いて行かれればいいなと思っています」
≪23歳誕生日の誓い≫この日が誕生日の大島は「これからもっと右肩上がりで行きたい。皆さんにドラマを見ていただくのが最高のプレゼント」とはにかんだ。午前0時を回ってすぐに香里奈から祝福の電話を受けるなどドラマ関係者からお祝いされた。
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