優しくて美しいとか、こりゃまたファンが増えちゃうね!
映画「綱引いちゃった!」が10月25日、開催中の第25回東京国際映画祭で特別招待作品として上映され、主演の井上真央をはじめ、松坂慶子、玉山鉄二、浅芽陽子、西田尚美、ソニン、中鉢明子、水田伸生監督が上映前の舞台挨拶に登壇。途中、井上の熱狂的なファンが握手を求めて壇上に上がり、スタッフに取り押さえられるというハプニングがあった。
乱入は水田監督が挨拶している最中に発生。チケットを購入して入場していた井上の熱狂的なファンである若い男性が中央通路を降りて壇上へ上がり井上の前へ。「真央ちゃん、握手してください!」と語りガッチリと井上の手を取った。あっという間のことに井上も他の登壇陣もあっけにとられたが、すぐに複数のスタッフが駆けつけて、男性ファンを取り押さえ連行した。井上にケガなどはなかった。
連行するスタッフに向けて井上は「お手柔らかに」と声を掛け、さらに「監督の仕込みですよね?」と笑顔でフォローしこわばった会場の空気を和ませ、そのまま舞台挨拶は続行された。男性は東京国際映画祭の運営側に引き渡されたが、危害を加える意思はなく深く反省していることもあり、厳重注意の末に帰された。
映画は大分市のPRのために市長命令で女性だけの綱引きチームを率いることになった市職員の千晶とメンバーである閉鎖予定の給食センターの職員たちの奮戦を描いた。
井上は、どんな相手と綱引きで対戦してみたいか? という問いに「いま浮かんだのはビヨンセさん(笑)。今日は来ていませんが、うちのチームにもビヨンセ(=渡辺直美)がいるので日本とアメリカのビヨンセ対決をしたい」と語り笑いを誘っていた。
「綱引いちゃった!」は11月23日より全国東宝系にて公開。
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